2019年1月1日
「四谷天窓imanoto」収録アーティスト全組が出演した「四谷天窓imanotoフェスティバル!!」ライブレポート!
2018年12月29日に四谷天窓オムニバスアルバム「 imanoto」 のフェスティバルを行なった。
同年8月4日と5日に2daysのレコ発イベントを行い、 そこから約5ヶ月の月日が経った。
私の視点で今回のイベントのライブレポートを綴った。
一番手 Ryoko

8月に行われたレコ発イベントと同じく、 今回のトップバッターは彼女から始まるステージだった。
彼女の緊張感が自分の鼓動の早さと繋がる。
その緊張感をあえて会場にいる全員と楽しむように彼女は手拍子や コールアンドレスポンスなどでお客さまを巻き込んで自分のステー ジを作っていった。
段々と緊張もほぐれ彼女の笑顔が見えるようになった時には会場が 温まっていた。
出演アーティストもスタッフも笑顔で溢れていた。
「何があっても今日は良い日になる」
そんなことを思わせてくれた彼女のステージだった。
二番手 みやぎけいご

来年2019年1月12日に恵比寿天窓. switchで彼のレコ発ワンマンライブが行われる。
ワンマンに向けてというのもあり、 8月のレコ発の時よりも彼の覚悟が見えたステージだった。
「良い日だからこその緊張感」
MCで彼はそう話した。
彼のステージは緊張というものは見え隠れするものの、 自分自身の曲の歌詞の言葉を一つ一つ大切に歌っていた。
彼の人生と自分の人生は同じモノではない。
けど曲を聴くと自分の人生と重なるモノがある。
最後は新曲「Sleepy Sleepy」を歌った。
この曲を含むCDは来年1月12日に恵比寿天窓. switchで行われる彼のレコ発ワンマンライブで手に入れて欲 しい。
三番手 のぐち

「本棚」から始まったステージ。
この曲の歌詞から色々なことを思う人は多いだろう。
過去、現在、未来。友人、恋人、家族。
彼女の過去から現在そして未来に繋がる曲だなとわたしは思いなが らいつも聴いている。
彼女はレコ発イベントの時から何度も「感謝」 という想いを伝えていた。
曲で盛り上げるというよりは自分自身の想いをしっかりと伝えるス テージだった。
その想いはお客さまにはもちろん、 アーティストにもスタッフにも伝わった温かいステージだった。
四番手 山先大生

刺激を与えるステージ。
鋭い眼光でじっと見つめながら彼の体から浮き出る感情や、 日々の生活や、そういった人間みたいなものがライブ感であって、 そこに共感したり感動したり自分の音楽になるんだと思った。
「僕は僕のために歩いていて歌っている。 でもそれでも誰かのためになりたいだなんて馬鹿げたことを思って しまう。」
彼は最後の曲の前に話した。
12月22日にレコ発ワンマンを行なった彼は既に先を見つめてい る。
五番手 CHiKA

「imanoto自称POP担当CHiKAです!」 と話して始まったステージ。
「 色々な歌に出会ったからこそもっと一緒に楽しめることないかな」 と話す彼女の曲は誰でもノれる音楽でPOPの洗礼を受けた。
今を生きるTOKYO CITY GIRL。
彼女の音楽が傍にあれば寂しくない。
少し自分が主人公になった気持ちになる。
理解できない大胆さと血をだすような繊細さ。
この感覚を見た人にも忘れないでいて欲しい。
来年2019年2月10日にShibuya eggmanで彼女の初ワンマンライブがある。
タイトルは「MAGIC POP JUNKYS」。
最高に楽しんで欲しい。
六番手 西村亮哉

もう少年じゃないんだけど、大人になる前のこの時期の繊細さは、 女性にはない。
成熟してない感じの危うさにドキドキしてしまう彼の歌。
自信を持って言えることが若い頃より圧倒的に少なくなった「 絶対」という言葉。
でもそんな「絶対」の可能性を感じさせてくれた。
人にも仕事にも全てに対して愛していこうと思えるステージだった 。
この曲たちは21歳の彼の時間軸でできたモノで、 21歳の彼が今できるステージ。
様々な感情の中で生きているあなたに聴いて欲しい。
七番手 にしな

感傷的にならずにリアルに伝えている曲を聴くと、 一人の人間のまだまだ深いところを知る努力をせねばならないと思 ったステージだった。
色々な人が生きていて色々な感情が蠢く中、 死に向かって運命が動く時、 私たちは綺麗な状態でありたいなんてことを思った。
彼女の書く歌詞の視点は面白い。
人に相談できない自分の胸の内にある悩みに響くと私は思う。
人に対しても恋愛に対しても彼女の曲を心の隣にいさせて欲しい。
八番手 秋元リョーヘイ

新曲「BONのZIN」から始まった彼のステージ。
まさに秋元リョーヘイの世界。誰の音楽にもない世界。
彼自身が楽しんでいる。
そりゃ聴いているこっちも楽しいに決まってる。
ぼんやりとした感情ではないくっきりとした感情。
「楽しい」の質もあるけれど、望んでいる景色を高みに置きたい。
その感触を少しだけも分かってくれたら、きっと嬉しい。
優先順位は楽しいか楽しくないか。
そうありたいしそうあって欲しい。
九番手 ふなきこと

恋愛の曲が多い彼女の曲は今の彼女にしか書けない曲。
30代40代には書けない今の20代の彼女が書ける歌詞。
真っ直ぐな言葉で曲の中で生きている想いが伝わるからこそ胸が痛 む。
恋愛も結局自分自身を問われることになる。
何かココロに灯がついたら恐れずにやりたいと勇気をくれる彼女の ステージ。
「来年2019年3月23日に恵比寿天窓. switchでワンマンライブでソールドアウトしなかったらシン ガーソングライターを辞める」と彼女は話した。
覚悟を決めて彼女はワンマンライブを決めた。
是非あなたに彼女の覚悟を観て欲しい。
十番手 さのめいみ。

言葉を投げかけて人に自立を促し、 受け取った側が成長した時に温もりと感謝の思いを抱かさせ、 人に優しくなれる様に道を授ける奥深い歌を歌う彼女。
打てば響くもの。 吹けば鳴るように良いも悪いも答えを返してくれる人は心を寄せや すい。
一方的な思いに言葉や表情がないとエネルギーがどんなに強い人で もやがて失速する。
音楽や人はその点すぐに返してくれる。
20歳という子供と大人の間で生きている彼女の歌は幅広い年代の 方に聴いて欲しい。
来年2019年1月28日 に四谷天窓でバースデーワンマンライブを行う。
初の試みばかりのワンマンだそうだ。
見逃し厳禁だ。
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ソロ編成でのライブが終わり、収録曲をバンドで行なった。
ソロとは違ったバンドでの編成で緊張感が漂った。
そんなimanotoメンバーを彩ってくれたのは
こちらの豪華なサポートメンバー
Dr. HAZE
Ba. 菅野信昭
Vc. 高月レイ
Gu,Pf,BandMaster. 小田和奏














四谷天窓imanotoの収録アーティストが
今回 imanotoに参加してくれた経験がこれから先の音楽人生の糧 となってくれれば嬉しい。
最後にimanotoを買って頂いた方、各イベントにご 来場頂いたお客様、その他 imanotoに関わって頂いた方々、本当にありがとうご ざいました。
四谷天窓 くりん