TBS系ドラマ「ADブギ」主題歌「ほっとけないよ」、TBS系ドラマ「ぽっかぽか」主題歌「しあわせまだかい」、郷ひろみに提供した「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」が大ヒット。そして現在も自身の精力的な活動と同時に、作曲家、アレンジャー、発声表現研究家として活動されている楠瀬誠志郎さんが2019年4月より新たにアコースティックスタイルのレギュラーライブシリーズをスタートします。
現在58歳、まだまだ新しいことにチャレンジし続ける楠瀬誠志郎さんにインタビューさせていただきました!

ーーーまず、音楽家としての生い立ちから聞かせていただきたいのですが、ご両親ともに音楽家の家庭で育たれたということですが、ご自身が音楽活動を始めたのはいつ頃ですか?

高校2年生の時、CM音楽の仕事を始めたのが最初だったと思います。僕はハーモニーで一人多重録音みたい事をしていて、それを聴いたCM音楽制作会社の人が声をかけてくれました。そこから色々なアーティストに楽曲を提供したり、コーラスとしてアルバム制作のお手伝いやツアーに参加していました。

ーーー高校2年生!早くから作家活動をスタートされたんですね。その後、山下達郎、杉真理、伊藤銀次、小林武史、EPO、、、錚々たるアーティストの方々の作品に参加されていますよね。そして、ご自身としても1986年CBSソニーから「宝島」でデビュー。TBS系ドラマ「ADブギ」主題歌「ほっとけないよ」の大ヒット。楠瀬さんといえばこの曲という、まさに代表曲ともいえる楽曲ですよね。

デビューはトヨタのCM用に書いた曲をSONYのディレクターがとても気に入ってくれてそのままデビューアルバムを創ろう!ということになりました。「ほっとけないよ」はデビューから4年後、お話を頂いて創りました。ドラマとPOPSのコラボレーションが時代を飾っていた時でした。楽曲が自分から離れ、オーディエンスと共に大きく育っていくという現象に始めて触れました。

ーーーヒットソングというのはオーディエンスと共に育っていく、まさに世代を超えて聴き継がれる曲ですよね。昨年、TBSの大型音楽番組「TBS音楽の日」でも披露されたということで。

収録の当日スタジオで、ヒットしていた当時アルバイトをしていたという人が声を掛けてくれて「声も歌い方もあの時と全く一緒ですね!」と。それはあまりにも言い過ぎでしょう(笑)でも、嬉しかった。ヒット曲はひとりで作れるものではありません。多くの人の力と時代がなくては産まれない。その時に共に歩めた人と再会できた事がエピソードかな。

ーーーすごい偶然ですね。今も昔も、その美声はかわらずだと感じたんでしょうね。きっと歌い続けているからこその歌唱力とパフォーマンスなのだと思います。最近はsongs gardenというタイトルのバンドライブを定期的に開催されているということですが。

人は誰もが想いを持って生きています。その想いを僕が歌にして代弁者となる。それがGARDEN LIVEのコンセプトです。新しい曲、古い曲、カバーなどその人の想いに沿った選曲で歌っています。

ーーーyoutubeでライブのダイジェスト映像拝見させていただいたのですが、とても素敵なライブで何よりお客様が楽しんでいらっしゃる姿が印象的でした。そして今年はアコースティックスタイルのレギュラーライブシリーズを新たにスタートするということですが、どんなライブになるでしょう?

今、いつでも歌っていたいとカラダの細胞がチクチクしているんです。これはデビューして始めての感触です。アコースティックという最も暖かい空間でリビングルームに友人を招いてカウチに座り笑いながら、飲みながら、そして涙しながら。そんなライブ空間を作りたいなと思っています。

ーーーステージとお客さんとの距離の近い四谷天窓.comfortの会場ならではの、息遣いを感じるようなあたたかい雰囲気のライブになりそうですね。発売される新曲デモトラックCDシリーズ、「ミュージックスケッチ」というのは どんな作品ですか?

これも今までは絶対にやらなかった事です。曲が生まれた瞬間の記録をファンの皆さんにお届けしよう!レコーディングしアレンジされた形とは全く違う物。でも、その中にはそこにしかない命が存在しています。秋にはその楽曲がきちんとした形になります。でも、もともとはこのスケッチがあって全てが始まっているんです。そんなアイテムも僕にとっては大きな作品です。

ーーー新しいチャレンジですね!そして今年6月にはお馴染みのヒット曲、新曲 更には貴重なライブ音源を含めた 「シングルベストアルバム」のリリース。さらに秋には待望のオリジナルニューアルバムもリリース予定!リリースが続きますが、意気込みなど教えてください。

聴いてくれる人が自分を思い出すことの出来る作品を創ります。POPSは5分間の映画です。聴いてくれる人が主になれる作品が僕の創りたいものです。

ーーーありがとうございました!最後に、ライブを楽しみにしている方に向けてメッセージをお願いします!

ライブが終わった時、いつも見上げる星がいつもより少し笑って光って見える。そんな感情が綺麗になるようなライブにします。是非、大切な人と一緒に足を運んでくれたら嬉しいです。どんな時代になろうとも音楽の力を信じて。四谷天窓.comfortで待っています!


<Live Information>

2019年4月17日 四谷天窓.comfort

楠瀬誠志郎 SONGS COUCH vol.1
~忙しい毎日 時間に追われる日々…
たまには のんびりガーデンを散歩て ちょっとカウチに腰かけて…
素敵な歌声に耳を傾けてみませんか?~

19:00開場 / 19:30開演
¥3.500(1ドリンク別途¥600)
※来場順入場、指定席。

チケット予約:天窓電話予約03-5338-6242(14:00〜23:00)


<Release Information>

SONGS COUCH会場限定発売の新曲Demo Track CD “Music Sketch” リリース
※その会場、その公演でしかお求め頂けません。

新曲や貴重なライブテイクも含めた「シングルベストアルバム」6月リリース予定。


<Profile>

楠瀬誠志郎
1960年東京都生まれ 血液型AB型
音楽家の両親のもと、幼少時代に聖歌隊に参加するなど、音楽に囲まれた環境の中で過ごす。高校生時代に「新宿LOFT」にてシュガーベイブに出会い衝撃を受けたことをきっかけに、村上‘ポンタ’秀一に弟子入り後、杉真理、安部恭弘、EPOらのステージや、来生たかお、松岡直也などのレコーディングにコーラスで参加。その傍ら自らも曲作りを始める。
1986年CBSソニーより「宝島」でデビュー。TBS系ドラマ「ADブギ」主題歌「ほっとけないよ」、TBS系ドラマ「ぽっかぽか」主題歌「しあわせまだかい」が大ヒット。これまでに19枚のオリジナルアルバム、24枚のシングルを発表。聴く人を優しくあたたかく包み込む”天使の歌声”ともいわれる透き通ったヴォーカル、繊細な詞の世界、様々な音楽要素を取り込んだ表情豊かな音楽は、幅広い層のファンから支持を得ている。アルバム・シングルリリースの他、コンサートツアー、FMのパーソナリティ、多くのアーティストへの楽曲提供、CM音楽、雑誌へのコラム執筆など幅広く活動。郷ひろみのヒット曲「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」など楽曲提供したアーティストは沢田研二、SMAP、工藤静香など多岐にわたる。
現在は、アーティストとしての活動の他、声の学校「Breavo-para(ブレイヴォーパラ)」を主宰。表現することの素晴らしさ・楽しさ・心地よさを伝え続けている。

オフィシャルサイト

http://kusunoseseishiro.com/ 


★☆ 楠瀬誠志郎ライブを初めて体験して頂く方限定 スぺシャルプレゼント ☆★

インタビューを読んでいただいた方から抽選で5組(10名様)をご招待させていただきます!ご希望の方は下記アドレスまでお申し込みください。
アドレス:comfort@otonami.com
件名に「4/17 楠瀬誠志郎ライブ招待チケットプレゼント申し込み」
本文に「お名前、お連れ様のお名前、メールアドレス、電話番号」
をご記入の上ご送信下さい。
締め切り:3/31
当選の場合はcomfort@otonami.comより返信させていただきます。
※ドメイン解除の設定をお願い致します。